始めたいと思いながらもなかなか踏み込めなかった院内ラボ（技工室）計画ですが、ついに技工士と出会えたことで計画が進行することになりました。
東京医科歯科大学技工士学校の本科２年、実習科２年を終えた（そのときは終える）人から、一度見学させてほしいと言われて、大慌てで技工室を片付けたのは半年前くらいでしょうか。技工室はあるけれど鋳造までの技工をできる環境にはありません。これから変えてスタートする院内ラボの立ち上げに興味をもってくれたのは、近い先輩にそういった環境で始めた方がいたからだそうです。
環境がないのでシステムもありません。既存のラボにはとうていかないませんが、自分の考えや熱い思いを語っていくうちに興味をもってくれ、ついに斉田歯科医院初の院内技工士が誕生することになりました。

４月１日が仕事はじめになりますので、それに向けて技工室を改装中です。物は大体そろいましたが、既存の作りではいろいろな物が入らず、これから換気扇のあたりを改装したり棚を壊したり上げたり、まだ大変な作業が残っていますが、何とか間に合わせたいと思います。

今までできなかったことや、妥協せざるを得なかったことなども４月からまた一つ医院のシステムを前進できると思うと楽しみでなりません。
より精度の高い補綴物（被せもの）の製作に向けてより一層努力をしていきたいと思っています。