臨床基本ゼミ

1ヶ月以上ブログの更新をさぼってしまいましたが、その理由はこの週末に行なわれた臨床基本ゼミの準備に追われていたからです。
今年の臨床基本ゼミも早いものでもう第3回で、2日間のセミナーのうち半日をいただき、MTM(部分矯正)のお話をさせていただきました。
昨年までの3年間は間接法(被せものを作る過程について)の話を担当させてもらっていたので、今年はテーマがガラッと変わり、一から作り直す作業が必要でした。
決して得意とは言えない分野を担当することになり、最初は不安だらけでしたが、だんだんエンジンがかかってくると結局は時間内に終わらないくらいのスライドを作ってしまいました。実習付きで3時間で、実習の時間配分が読めなかったことが原因です。 それらのタイムマネージメントは次回までの課題となりました。

実はこれで担当範囲が変わるのは2度目になります。もともと自分が好きな分野は歯周病や自家歯牙移植だったりするのですが、前回も今回も決して得意とは言えない分野を担当させてもらうことになりました。最初は”本当にいいのか?”という気持ちを強く持つのですが、その準備のためにもう一度勉強をしたりしているうちに、自分自身もいろいろと変わっていくことを感じています。準備はたしかに大変なのですが、このようにすばらしい機会を与えていただいていることに感謝しています。

臨床基本ゼミは事務局も担当しており、毎年各地から参加される受講生の先生方との繋がりも楽しく、今年も残すところあと2回となりましたが事務局としても最後までサポートさせていただこうと思っています。

とりあえずは、今年一番の山を乗り越え、少し胸をなでおろしています。少し休んで次に備えたいと思います。