オタマジャクシからカエルへ



子供にオタマジャクシがカエルになる過程を見せようと、近くの池からオタマジャクシを取ってきたのは3月頃でした。大昔にたまごから孵したことはありましたが、カエルについてほとんど何の知識もないままにろくにエサもやらず、ほとんど死んでしまった記憶がありました。それでは困るので、ネットでいろいろと検索をして、勉強をしました。
オタマジャクシをカエルにするのは意外に簡単で、エサは米などを与えながら、足が出始めたら上陸できるような石を準備しました。10匹のオタマジャクシの9匹はカエルになりました。
さて、ここからが大変です。

両手両足が生えて数日は、退化するシッポを栄養に生きられますが、その後は新たなエサが必要になります。もう米は食べません。
どうやらアブラムシを食べるということを知り、ちょうど植物に発生したアブラムシを与えるようになりました。
この時期は最も難しいようで、実際に2匹くらいが犠牲になってしまいました。
今まで邪魔にしか思っていなかったアブラムシが足りなくなり、こんなことなら駆除しなければよかったと後悔するも、再びネットでいろいろと調べました。

どうやら池から持ってきたオタマジャクシはヒキガエルで、子カエルにはコオロギを与える必要があるということがわかりました。
ネットは本当に便利です。

土を与え、水場を作り、隠れるための流木やたこ壷を置き、ビバリウムというカエルの環境を作って上げました。そして、エサのコオロギはネットで買うことにしました。
ここまで来ると、もうすでに大人が楽しんでいることに気ずきます。”カエルになったら持ってきた池に返そう”と子供と約束をしていたものの、半分は池に返し、数匹は友達にあげ、残りの3匹は飼育することにしました。

コオロギと言っても、生きていないと食べてくれません。エサ用のコオロギですが、これについても勉強をし、コオロギ用の虫かごも買って、結局コオロギまで飼育することになりました。

長くなってしまったので、つづく・・・。