金冠日食

前日の天気予報では不安をあおるような話もありましたが、楽しみにしていた金冠日食はとてもきれいに見えました。時間的にもあと数時間ズレていたら見るチャンスは無かったと思うと、好条件が重なったまさに世紀の天体ショーでした。
普段あまり使うことのない望遠レンズ、リアコンバーター、三脚、そして自作フィルターをセットして好天を祈りました。雲は架かっていましたが、それが逆にいい感じの光のにじみを生んで、左上のような写真が撮れました。
多重露出撮影もトライしようとしましたがうまくいかないのであきらめて、フォトショップでの編集に頭を切り替えて、右下の写真は合成をしたものです。
”金冠”日食が終わると直に厚い雲がかかったことも驚きました。本当に神秘的な瞬間でした。
こんな瞬間を見ると、なんだか良いことがありそうな気がしてしまいますが、おそらくこの瞬間を見れたことが良いことなんだろうと思っています。