小学校検診



院長が校医をしている若松小学校の検診に行ってきました。生徒数は決して多くはないのですが、乳歯と永久歯が入り交じる混合歯列の検診は、いつになっても慣れないもので、疲れます。個人差がかなり大きく、低学年でも永久歯が生え揃っている子、高学年でも乳歯がたくさん残っている子、など様々です。身長と歯の生え変わりは関係がありそうで意外に無いのが面白いです。虫歯は減っているようですが、歯並びが悪い子は相当いたように思います。

普段見ない歯などを見つけると、思わずカメラを取り出したくなりますが(持っていません。)、至って淡々と検診をしています。
(下:場所は理科室)  

以前にも書いたかもしれませんが、若松小では素晴らしいことに、歯科検診の際にPTAの方々がボランティアで歯ブラシ指導に来てくださいます。検診で歯式の記録をする先生の横で、PTAの方もオリジナルの用紙に一緒に虫歯などの記録をしています。そしてその紙を元に、元衛生士の親御さんなどが中心となって、別室でブラッシング指導をしてくださいます。
在校生の親御さんもいれば、卒業生の親御さんもきてくれているそうです。
なかなか歯科医院にまで行かない子供たちにとって、直接語りかけるこのような場はとても大切で、こういう機会をきっかけに少しでも変わってくれる子がいればいいと願っています。
(写真は校長先生にいただきました。)