診療ではCanonの一眼レフを使用していますが、プライベートでは以前診療で使用していた名残でPentaxのカメラを使用しています。
診療で使用するのはマクロレンズであり、風景画などには使えません。プライベート用にとズームレンズ、そしてもっと明るいレンズ・・・と手にするにつれ、次第にそのメーカーからは抜け出せなくなっていきます。
カメラのレンズは各社マウント(本体と接続する根元の部分)が違っており、A社のレンズをB社のカメラで使用することはできません。安めのズームレンズを使っているうちに見限ってしまえばいいのでしょうが、”レンズが良ければもっとよく撮れるに違いない”と思ってレンズに手をだすと、もうアウトです。
実際にレンズは重要だと思いますし、撮れる画像も違うものです。左のカメラ(K-5)の大口径のレンズは、本体よりも高価です。ここまでくると、”やっぱりキャノンのカメラが欲しいなぁ”と思っても、その勇気はでません。
そんな理由で次第に抜け出せなくなり、数年前にプライベート用に購入したK10D(右)ですが、オートフォーカスが(かなり)遅いとか、重いとか、色々な不満が募ってきてしまいました。
より良いデータを残すためと考えて、パソコンを新しくするように新しいデジカメ(K-5、左)を購入しました。
下取り価格はすでにゼロに近くなっていたので、気に入っているところもあるK10Dも残しておくことにしました。
しかしたった数年で価値がゼロになるというのも、なんだか寂しい話です。
新しいカメラは、望んでいたオートフォーカスのスピードは改善され一安心。感度を上げた暗いところでの撮影や動画機能が充実しているあたりは、一眼レフの機能を残しながら、コンパクトデジカメに近づいたイメージです。(良い意味でも悪い意味でも。)
存在感は維持しつつも重量が軽くなったことや、ボタンの配置が良くなったことなど、使いやすさはかなり向上し、しばらくは楽しめそうです。