診療室にいくつか新しい機械が入りました。
一つは技工用のエンジンです。
技工士用のエンジンは院内ラボを始める時に揃えましたが、それ以外の人が使う技工用のエンジンは昔からある古いものを使用していました。
ここにきて、そのエンジンが故障したため、新しいものにすることになりました。
古いエンジンは、バーが奥まで入らなかったり、トルクがなかったりとダメなことだらけでしたが、唯一、狭い技工室では本体が小さいことがスペース的にはメリットでした。しかし新しいものはどれも本体が大きく、床置きタイプにするのか、フットペダル内蔵タイプにするのか、どちらもかなり邪魔で困っていました。
そこで最終的に選んだのが、写真のような膝押しタイプです。金子歯科医院の技工室で使っているのを思い出し、選びました。
取り付けに工事が必要なのが難点でしたが、着けてしまえば非常に省スペースで、使いやすく、とても気に入っています。
エンジン自体も純日本製の”ナカニシ”のエンジンはとても静かで、動きは滑らかで、それでいてトルクもあり、非常に使い心地が良く、こんなことなら早く変えておくべきだったと思っています。
今までは何となくここで作業することを避けていましたが、いい機械が入り、自然と足がそちらに向きますし、仕事もはかどります。