今年初めての講演会は、海外に留学経験のある方々の集まりである米国歯科大学院同窓会(JSAPD)に参加しました。今回初めて参加をしたのですが、テーマに興味があったからです。
”保存か?抜歯か?”
アメリカやヨーロッパに留学して歯周病やインプラントを学んできた方々がこの問題をどう考えているのか知りたかったからです。
そして驚いたことに、この日のスピーカーほとんど全員が”歯の保存の大切さ”を語っていました。
少し前であれば、戦略的抜歯だとかどうインプラントを埋入するかという話がメインだったと思うのですが、ここに来て完全に流れが変わってきたことを感じました。
午前中は私とあまり年齢の変わらない先生方の講演で、実はそれを聞きたいというのも今回初めて参加した理由でした。非常に堂々と、澱みなく、時折ジョークまで交えて話す姿に圧倒されました。ディベート力といい、アメリカで徹底的に鍛えられたことが容易に想像できました。
昼食がビュッフェスタイルというのにも驚きました。聞くところによると、これがアメリカンスタイルだとか。
いろいろな刺激をもらった一日でした。