先週末は衛生士と一緒に食事指導の勉強会に参加しました。当院ではプラークコントロール、咬み癖などの悪習癖の指導、また特別に虫歯の多い方への間食の指導は行なってきましたが、食事指導にはそこまで深く踏み込んでいなかったのでとても新鮮でした。
食事が変われば歯肉が変わる。話を聞きながら、長期症例を拝見しながら、色々な患者さんの顔が思い浮かび、今後注意して観察していこうと思いました。
”間食でとっていい1日の砂糖量はスティックシュガー(8g)3本まで”
わかりやすい数字目標とともに、各種食品、飲料などに含まれる砂糖量をスティックシュガーの本数で示す説明はとてもインパクトがあり、すぐにでも取り入れられるシュガーコントロールの方法としてまずはネットでスティックシュガーを購入をしようとしました。
ところが、8gのスティックシュガーがなかなかないのです。そういえば最近あまり目にしません。3本はわかりやすいですが、売ってないなら子供には伝わりづらいかもしれない・・・3gのスティックシュガーにしようか、などと考えていたところ、先日の新聞記事を思い出しました。
”NY州で肥満防止のために炭酸飲料水のサイズを規制”という新聞記事です。(右下)
たしかにアメリカのコーラのサイズは大きすぎますが、それ以上に右端の1L容器の砂糖量には驚きます。
この記事の資料元をさがそうとしていたら、面白いページを見つけました。
SugarStacks http://sugarstacks.com/
というページで、英語ですがかなり色々な食品の砂糖量が示されています。角砂糖は1つ4gなので、一日に(間食で)摂取していいのは6個までということになります。
早速、医院のiPadにブックマークをし、いつでも開けるように準備をしました。
これからますます暑くなり、炭酸飲料好きにはたまらない季節になりますが、これを見ればどんな炭酸好きの人でも躊躇してしまうのではないでしょうか。