今年はコロナの影響で様々な勉強会、セミナー、学会が中止に追い込まれました。一方で、海外ではZoomなどを使用したWebinarが盛んになり、学会などの形も変わってきていると言ってもよいのかもしれません。
そんな中で、5月に福島で開催予定だった日本歯周病学会もご多分に漏れず一度は中止になりましたが、その後学会初のWeb開催という流れになりました。
実はこの学会で、私としては初めてシンポジストとして呼ばれていました。しかも同じスタディーグループ火曜会で研鑽を積んでいたいわき市ご開業の猪狩先生と一緒だったので、中止と聞いたときは残念でしたが、Web開催ということになり、その役目を務めさせていただき、現在会員向けに公開中です。
Web開催といってもいくつか方法はあって、やはりZoomを使用したものが主流ですが、今回は期間を設けて各自が見るというオンデマンドスタイルでした。ライブ感がないこと、また診療後にプレゼンを録画をするときは独特の違和感が満載でしたが、初めてのWeb開催ということで色々と検討された上でのこの選択は賛否両論あるかと思いますが、良かったのではないかと思います。
いつでも視れる、何度でも見返せるというメリットがある反面、どうしても後回しにしてしまう人(私がそうです。)にはあまり向かないかもしれません。
ところで全員が40overの”若手臨床家”。50overもいる中で、歯科での”若手”って。若手かベテランか、と言われれば確かにまだまだ”若手”です。