立川中央病院のホームページ
https://www.tactis.or.jp/shinryo/kansenyobou.html より
とてもわかりやすい説明だったので、転用します。
微酸性電解水とは・・
1厚生労働省が2002年6月に認定した「食品添加物」で、無色・無味・無臭の安全な水です。
2浮遊する、細菌、カビ、酵母、ウィルスを瞬殺し、除菌、殺菌、消臭させます。
3飲用ではありませんが、飲み込んでも危険はありません。
4「次亜塩素酸」に比べると、環境にやさしく、人体にも害はありません。
※既にサーズ・マーズにも効果があり、現在コロナウィルスでの効果検証中です。(北大、国立感染症研究所で効果実証)
微酸性電解水とは、希塩酸(HCl)を電気分解し、生じた塩素ガスが原料水(井戸水・水道水)に溶け込み次亜塩素酸と塩酸を生成させてできるPH6前後で微酸性の次亜塩素酸を含有成分とした殺菌水です。
<殺菌力>
次亜塩素酸は水溶液のPH値が5~6.5(弱酸性)のときに最も含有量が安定しています。ほぼ100%の次亜塩素酸が含まれます。
しかしPH値が9前後では約5%ほどしか含まれません。またPH値が4以下になると、次亜塩素酸より塩素ガス(CI2)の割合が多くなります。塩素臭や錆の発生源にもなります。
<アルカリ系塩素系殺菌剤との違い>
一般的に言われている次亜塩素酸は『次亜塩素酸ナトリウム』又は『次亜塩素酸ソーダ』を主成分としてアルカリ系塩素系殺菌剤を指し、数百~数千倍で希釈して使用します。このアルカリ系塩素系殺菌剤はPH値が8~9.5の為、次亜塩素酸は5%しか含有されず、濃度を濃くして使用されるのでです。
野菜や果物の洗浄・殺菌にはアルカリ性のため細胞組織が破壊され、味や風味に影響します。手荒れの原因にもなります。
微酸性電解水はPH5~6.5の範囲にあり、次亜塩素酸を90~100%含みます。PH7が中性ですので弱酸性で味や臭いが少なく、手荒れなども起こりません。そして殺菌力が大なのです。
<噴霧について>
アルカリ系塩素系殺菌剤(アルコールや塩素系漂白剤)との違いに噴霧が出来るということです。アルカリ系塩素系殺菌剤(アルコールや塩素系漂白剤)の主成分である次亜塩素酸ナトリウムは、塩素濃度が高いため、塩素臭や残留した成分が組織を傷つけるため、目や口に入ると危険です。またアルコールは高い濃度で噴霧してしまうと爆発の危険性をあります。
微酸性電解水は主成分が水なので、簡単に蒸発しないこと、人体に優しいことです。皮膚一次刺激試験、眼刺激試験、急性経口毒性試験、等の検査試験もクリアしています。
<報道について>
現在販売されている「次亜塩素酸水」と称される商品の多くは『次亜塩素酸ナトリウム』水溶液を希釈、もしくは、塩酸、クエン酸などの酸性溶液を混ぜる事によってpH調整した水溶液です。
【次亜塩素酸ナトリウム】は保存性や洗浄性を発揮するため、様々な添加物が加えられています。そして、その添加物には、不純物、有害物質が多く含まれている事は問題で、人体への噴霧は禁止されています。(消毒液の噴霧は禁止されています)
当院で使用している「微酸性電解水」は水と希塩酸だけが原料の安全な殺菌剤です。
(一部改)