この週末は、臨床基本ゼミの最終回でした。
今回も一人の脱落者もなく、恒例の受講生による最終ケースプレが行われました。レベルの差はバラバラではありましたが、それぞれがそれぞれのレベルの中で必死に考えまとめた努力は評価に価するものでした。
ケースプレの後は懇親会と続きましたが、受講生からの一言一言を聞くと、このようなゼミをやっている意味を改めて感じることができました。
今年で20期目になるようですが、若手発掘、底辺の底上げ、色々な目的でこのようなゼミを始め、そしてここまで継続していただいている金子先生はじめベテランの先生方には感謝気持ちしかありません。
我々事務局はこの流れを消さないように、来年以降も運営を頑張りたいと思います。
最終回二日目は、歯周外科の講義と実習でした。
実習では子ブタの上顎を使って歯周外科の実習をします。
処理の難しさからどこのセミナーでも下顎しか出てきませんが、松井先生の大変なご準備のおかげで、今年も上顎を用いての実習が行われました。受講生の笑顔が充実した実習を物語っています。ご準備ありがとうございました。
来年の募集も始まり、息つくヒマもなくまた次の準備に入りますが、”地味な臨床を地道に”の精神を少しでも多くの方に理解し実践していただくために、これからも継続していければと思っています。