学術講演会が終わりました



私の中の今年一番のイベント、12月3日に行われた東京医科歯科大学歯科同窓会主催の学術講演会が無事に終了しました。
2週間くらい前にはまさかのキャンセル待ちになり、この日も160名を超えるとても多くの方にお越しいただきました。
この講堂は学生の頃から何度も利用していて、研修医の講義でお話しをさせてもらったこともありますが、こんなに人が集まったのを見たのははじめてです。
来られている方は歯科医師と歯科衛生士でしたが、意外にベテランの方も多く、プレッシャーでした。

内容としては、まず最初に千葉先生と私の症例を10症例、正面の写真とデンタルX線写真10枚法のみから症例の難易度を考えてもらい、
その後に私、千葉先生の順番で一口腔単位の歯周病症例の診方についてお話ししました。
昼休みを挟んで、今度は一歯単位の診断と治療法について千葉先生がお話しし、その後に私が治りやすい歯周病症例、治りにくい歯周病症例への対応として実際の一歯単位のアプローチについて症例を中心にお話ししました。
最後に千葉先生が最初に提示した10症例についてもう一度解説をしていただくという流れでした。

この流れはすべて千葉先生が考えてくださったもので、私はそのレールに乗っただけでしたが、受講された方からはわかりやすかったという声を多くいただき、うれしく思いました。

今回の講演会のために3回打ち合わせをさせていただき、それらの準備を通して、症例の診方はもちろんのこと、千葉先生のいろいろなことに対する取り組み方、姿勢などとても多くのことを学ばせていただきました。結局一番勉強になったのは私かもしれません。

今回得た貴重な経験、知識を糧にして、今後さらに成長していけたらと思っています。

お忙しい時間を縫って来ていただいた先生方、同窓会役員の先生方、そして何より千葉英史先生、本当にありがとうございました。