LEGEND



今年で前厄の年になりますが、勉強会ではいまだに”若手”です。いつまで”若手”なのかは、明確な規定があるわけではなく、所属するグループや業界によって様々です。

私より年下でありながら、”ベテラン”どころか、”LEGEND”になっている人たちがいます。
そしてその”LEGEND”たちは、何度も”終わった”と言われながら、今年奇跡的に最高峰の舞台に二人で舞い戻り、そして再び”LEGEND”を作ろうとしています。

今年のテニス全豪オープンは、日本では錦織選手ばかりに注目が集まりましたが、マレー、ジョコビッチなどのランキング上位が破れる波乱もありながら、結果としてもう見ることはできないと誰もが思っていた奇跡の決勝戦が実現しました。
ここまでくると、結果はどちらでも良く、さすがにもう何度もないであろう戦いを目に焼き付けたいと思います。

驚いたことに、女子も決勝はウィリアムス姉妹による一戦です。妹のセレナはいまだに世界No. 1なので決勝に進むことに驚きはありませんが、もう完全に終わったと思っていた姉のビーナスが上がってきたことが驚きでした。

テニス界にとっては忘れられない週末になりそうです。

追記
女子は35歳のセレナが23回目、男子は35歳のフェデラーが18回目のグランドスラム優勝、どちらもとんでもない新記録ですが、そんな数字以上にドラマチックな、感動的な決勝戦でした。その事実だけでも感動的ですが、優勝スピーチも感動的でした。
こんな幕開けで始まった2017年がどんな一年になるのか、今から楽しみでなりません。