この週末は歯周病学会で新潟に向かいました。
新潟での歯周病学会は出来たばかりの朱鷺メッセで開催された平成15年秋季大会以来で、13年ぶりになります。
ただ参加するだけなのも物足りないので、今回はポスターを持参して参加しました。
歯周外科をしなかった、歯周基本治療で治った症例を発表したのですが、一部の先生からは歯周病学会なのだから一枚くらい開いた(外科をした)写真があれば良かったのに、なんて言われましたが、あえてそういうものを選んだので仕方ありません。偶然にも隣(右)の先生もほぼ同じテーマで(歯周外科をしない症例で)発表されていて、歯周基本治療が見直されているのかな?と勝手に想像しました。ポスター討論の時間では思いのほか多くの先生に質問をいただいて、その思いを強くしました。
内容はともあれ、何人かの先生にポスターとしての綺麗さ(画像のきれいさ)を褒めていただいたことはうれしく思いました。それもそのはず、power pointなどのソフトでポスターを作るのが一般的な中、photoshopを用いて、しかも解像度を3倍くらいに上げて作ったので、何人かにはわかってもらえて安心しました。データ量で1.5Gくらいあったので、少し古いパソコンではなかなか開かなかったり、途中で萎えそうになるくらい苦労したからです。
40ほどあるポスターの中にはレントゲンが暗くて見えないものも多く、せっかくいい治療をしていてもよくわからないのはもったいないと感じました。きれいに調整して見せるのは決してプラス要素ではなく、行った内容を評価してもらうためのマナーで、調整しないで見えないのはマイナスでしかない、と感じました。
また機会があればやりたいと思いますが、しばらくポスターは封印するつもりです。