ジルコニアバー



今年も気づけば、あっという間に12月になりました。
朝夕の冷え込みは日に日に増すばかりで、体調管理には気をつけなくてはと思います。

技工室で白い粉が着いたバーを使っているな、と数週間前から気になっていましたが、よくよく見てみるとそれが白い粉ではないことに気づいたのは昨日のことです。
つい先日はジルコニアの撤去に手を焼いて、すっかりマイナスイメージしかありませんでしたが、いまやこんな使われ方もしているということにまずは驚きました。
技工師に聞いてみると、所属する勉強会で、石膏やレジンなど金属以外の用途なら使えると聞いて注文したということでした。
実際に削ってみると、とてもなめらかな削り感?にまた驚きました。スチールやカーバイドでは熱が出てレジンなどはバーに絡まることがよくありますが、このジルコニアバーは熱が出にくいようで、それが削りやすい一因でもあるようです。
まだヘッドの形態が数種類しかないようですが、しばらく使ってみたいと思います。