マイクロスコープ

1週間限定ですが、歯科用マイクロスコープを借りています。歯科は細かい作業が必要になるため、技工作業などではマイクロスコープは必需品で、診療においてもその必要性が言われるようになってきています。
とはいっても、肉眼でも見ようと思えばほとんどは見え、作業効率を考えれば必要ないと考えてきました。
そして数年前からルーペ(8倍)を使うようになって、すべての処置には決して必要ではないが、ある処置には必要という考えに変わってきました。
ルーペがとてもよく見えるため、こんな大きい機械を入れてまでそれ以上の視野を確保する必要がどれくらいあるのだろう?という考えから、様子を見てきましたが、1月にある講演を聞いてから一度使ってみたいと思うようになりました。
実際に使ってみて、まだ慣れないのであれこれ言うことはできませんが、根管に関してはルーペより遥かによく見えると感じました。
見えないと治せないとも思いませんし、今までもこういった機械がなくても治った歯はたくさんありますが、一度覘いてしまうと”見たい願望”が生まれてしまう。
見ない方がよかった、なんてこともあるでしょうし、見えることがいいのか悪いのか、これから検証してみようと思います。