早いものでこの日で2014年も仕事納めとなりました。
この日は午前中診療をし、午後はスタッフ全員で医院の大掃除を行ないました。
今年はスタッフが増えたこともあり、今までは行なっていた窓ふきなどの外回りは他の人に任せ、たまりにたまった歯科雑誌や書類の整理を中心に院長室の整理を行ないました。
これがまた大変で、衛生士、技工士の雑誌を含めると月5冊以上は貯まるので、これだけでも年間60冊。すべて保管しておけば数年で本棚は一杯になります。
自炊にチャレンジしたこともありますが、性格的にこれを継続することは難しいと判断し、本当に必要であれば誰かがデジタル化しているだろうという考えに至り、2年くらい経過したものから整理(廃棄)することにしました。
それでも、これは面白そうだから取っておこうと欲張ると、本棚が足りなくなります。表紙が変色しているようなかなり古い本なども整理しながら、スペースを探すことにしました。そんなことをしているうちに、興味深い本を見つけました。
特に本を開くこともなくすべて廃棄予定でいましたが、たまたま開いたページに代診の先生のお父様の名前が。
医科歯科大の補綴科の先生方の名前が多く見られ、一応すべて目次を確認をすることにしました。それにしても補綴の分野だけでよくここまでのページ数になるものです。
ほとんどは大学の先生の論文で、興味がないわけではありませんが、代診の先生が欲しがったので捨てずに譲ることにしました。
そんな中、スタディーグループでお世話になっている金子先生がよく話される先生の名前を発見しました。歯周病治療、MTM(小矯正)を行い全顎的に補綴治療を行なった今聞いても全く遜色のない症例報告で、今から40年ほど前に書かれたとは到底思えないものでした。時代が変わっても根本的なことは変わらないと改めて感じました。
来年は所属するスタディーグループが60周年を迎えます。私はそのほんの一部しか知りませんが、時代とともに変わってきたこと、そして変わらないことは何なのか、そんなことを考える一年になりそうです。
年始は1月5日(月)より診療になります。
なお急患対応が必要な方は、お手数ですが、所沢歯科医師会の診療所 ”あおぞら”にて急患対応を受けいただけるようお願い申し上げます。
http://www.tokorozawa-dent.org/contents/aozora.html
長くなりましたが、お体に気をつけてよい年をお迎え下さい。