この時期はいつも寝不足が続きます。
原因は、テニスの4大大会。6月初めの全仏オープンに続いて、わずか2週間後にウインブルドン(全英オープン)が始まります。
以前はウインブルドンはNHK、全仏オープンはTBSと放送権がバラバラで、しかも見たい試合があまり見れない状況でした。数年前にWOWOWが4大大会全ての放送権を持つようになってからは、見たい試合がいくらでも見れる、CMも入らない、と良いこと尽くめなのですが、その分寝不足が続き、やらなくてはいけないことも後回しになってしまうのです・・・ 本当はよくない季節です。
ついに佳境に入った全仏オープンですが、4大大会で最も球足の遅いクレーコートで行なわれるこの大会は、上位シードが早く負けたり、無名の選手が活躍したりするなど番狂わせが多い大会でした。それが今年は、男子はトップ4全員が準決勝に進出し、本当にすばらしい試合を繰り広げました。
王座を陥落してから何度も限界説が囁かれたロジャー・フェデラー(写真)は準決勝で、今年に入って41連勝負けなしで一番の優勝候補であったノバク・ジョコビッチに予想を覆しての勝利。
こんなに強いフェデラーを見れるのは久しぶりで、とても興奮しました。
しかも明日の決勝は、何度も名勝負を繰り広げたラファエル・ナダルとの一戦。見逃すわけにはいきません。
女子では中国人のリー・ナがアジア人で初めて4大大会で優勝しました。本当に凄いことです。
日本人もこんな活躍を見せてほしいものです。