池袋が住みたい街ランキングの1位になったというニュースを聞きました。吉祥寺や目黒などを抑えてです。
正直なところ耳を疑いましたが、数年前に豊島区は住みたくない街ランキングでトップ3?に入ったらしく、そこから区を挙げて色々な改革に踏み出したそうです。
そのうちの一つでそれらの改革の目玉がこの”南池袋公園”です。
以前は浮浪者の溜まり場で、薄暗い、それこそ今までの池袋のイメージを表していたような場所でした。
2011年から大工事をして、昨年新しい公園として生まれ変わったそうです。
大部分が整備された芝で覆われていて、またおしゃれなカフェを併設したとてもきれいな公園でした。夜間は閉鎖して浮浪者の溜まり場にならないようにしているそうです。いろいろと計算された子供だけでなく大人も楽しめる素晴らしい公園でした。
その中で、左上の写真は子供の遊び場として作られたコンクリートの滑り台ですが、スケールも背景も全く違いますが、子供達が傾斜で遊ぶ様子が2011年の金子先生のカレンダーの光景(マダガスカル)になんとなく似ているなと感じました。
ただの傾斜ですが、子供たちは楽しそうにひたすら遊んでいて、物なんてなくても傾斜だけで十分なようです。
この公園の設計士が何をイメージしてこの滑り台を作ったのかはわかりませんが、もしかしたら、なんて考えました。
とはいっても周りはビルに囲まれて、良い意味でも悪い意味でも都会のオアシス、都会の公園というイメージがぴったりでした。