仙台 臨床歯周病学会

もともと2011年に東北支部初の主管で臨床歯周病学会の年次大会が仙台で開催される予定でした。震災により初の中止に追い込まれ、そして4年。大会長の江澤先生はじめ東北支部の先生方の思いがどれだけ強かったかは想像に難しくありません。いつもでしたら外タレを呼ぶところを、今年は”みちのくペリオ”と題して、東北の先生を中心に日本人の演者だけで行ったのも素晴らしかったと思います。
準備に尽力されていた東北支部の先生方の苦労にお礼を言いたいと思います。

基調講演では秋田の佐藤直志先生が登壇し、独特の秋田弁でまくし立てていたのは印象的でしたが、東京からこれのためにレンタルしたという映写機2台の登場には驚きました。外タレに使うお金を映写機のレンタル料に回すとはなかなかです。
何度もリハーサルをしたのでしょうが、若い先生方がたむろして映写機の前でああだこうだ言っている感じは、プロジェクターになった今も変わりませんが、講演中に会場内に鳴り響くカルーセルが回る音が聴けたのは、今世紀最後ではないかと思ったくらいです。

休み時間には伊達政宗公を見て、牛タンを食べて帰りました。

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