”不安な歯科医” 左上の絵のタイトルです。
美術家の望月通陽(もちづきみちあき)さんの作品で、当院にはこの方の作品が何点も飾ってあります。
絵といっても、布に染めて作った作品で、wikipediaでは染織家と出てきます。独特の作風で、何とも言えない温かさがあります。
実は左上の作品、モチーフとなっているのは当院の院長らしく・・・別に当院に来院されたこともないのですが、この話を聞いて”買わざるをえないけど”なんて言いながら納得のいかない顔をしていたところ、ご本人からこんな手紙が来ました。
”歯科医院に行くと色々な音がしたり、目をつぶるといろいろと想像をして思わずにやけてしまうんです。そんなあやしい患者を見て不安になる歯科医をモチーフにしました。”
不安なのは、患者さんではなく歯医者だったそうです。
最初からにやけてくれるような余裕のある患者さんでしたら、あまり不安は感じないですけどね。
ユニットでも思わずにやけてもらえるような歯科医院を目指したいものです。