データのバックアップ



ブログの更新が気づけば1ヶ月近く空いてしまいました。
なかなか時間が取れず、今度は約1ヶ月後に迫った臨床歯科を語る会の準備でまたしばらく更新は途絶えると思いますが、ネタがあればまた更新します。

当院は小さいレントゲン(デンタルレントゲン)はあえてアナログを使用してますが、それ以外の大きいレントゲン(パノラマ、CT)や口腔内写真はデジタルを使用しています。
デジタルは場所を取らず、持ち運びなど管理が容易で、汎用性が高いのは言うまでもありません。紙書類の整理のためにScanSnapを利用してEvernoteで管理するなど、それ以外でもデジタルを活用しています。
ただ、デジタルは何かあると一瞬にして全てを失う危険性をはらんでいます。これまで10数年にわたって撮りためた貴重な資料は宝物で、また撮った以上はきちんと管理をする責任もこちらにはあり、無くなってしまったでは済まされません。当院ではデータのバックアップは常に行っており、親機のパソコン周辺には5台ほどの外付けHDが並んでいます。自然故障に対してはこれだけの体制であれば対応できると考えています。
しかし、もしもを言い始めるときりがなく、自然災害に強い埼玉県とは言われていますが、1箇所に全てのデータが集まっているので、何かあればこれでは全てが消えてしまう危険性があります。何とかできないかと以前から気になっていました。

そんなわけで今回、クラウドにバックアップをしてみています。この数年クラウドはどんどん使いやすくなり、以前は外付けHDを持ち歩いていましたが、その必要もなくなりました。最初のバックアップに異常に時間がかかることは難点ですが、これがどんなものか、またご報告します。