ある歯科材料ディーラーの機関紙です。多くの機関紙では通常、その会社の商品紹介などがメインで、あくまでその会社の利益のために書かれたものが多い中で、この機関紙の冒頭記事はそういったことを感じさせない内容で、いつも興味深く読ませてもらっています。
先日は寒天アルジネートの歴史について書かれていましたが、今回は歯科用セメントについてでした。
書いている方が有名な編集者ということで納得しましたが、このような記事の出し方をすすめている会社にも好感を持ちました。
セメントの歴史はリン酸亜鉛セメントの進化という内容もさることながら、仮着材を”消せるボールペン”で表現しているのも上手いな、と思いました。
一度この機関紙に記事を投稿させていただたことがありましたが、そのときの担当者がこの編集者のことをあまり知らなかったことに一番驚きました。